2017年01月30日

透明に見せる「池の水」の作り方の疑問

昨日の夜のバラエティー「林修の初耳学」で、また納豆菌を使った
凝集剤で池の水が浄化(透明)になるという内容を放映していました。

納豆菌といわれる浄化剤、微生物剤、薬剤についての見解は、何度か
記載していますので、その都度過去ログの閲覧が増えます。
昨日から今日にかけてやはり、多くの方が閲覧されております。
「納豆菌の浄化」で検索するとトップページに掲載されてます。

従って、敢えて詳しい見解は省きますが、昨日の「納豆菌といわれる
白い粉」は、テレビでも言ってましたが発生する藻や植物プランクトン
を凝集して、底に沈降させる効果を目的に造られた「凝集剤」という薬剤
です。
藻や植物プランクトンは、水の色を「緑色」に着色する為、凝集沈降さ
せれば「透明に見える」ことになります。

しかし、下に沈降した「凝集物」は消えてなくなった訳ではありません。

沈降したものは、凝集剤と藻類等の混合有機物質ですから、取り除かない
限り、底の土や砂と混じってヘドロとなります。

下に沈降するだけでは、一瞬綺麗に見える「水」を作るだけで、
薬効がなくなれば、元の「緑色」に戻ります。
その都度、白い粉を入れ続ければ、池底にその残存物がヘドロとなって
増え続けることになります。
ヘドロは水質悪化の大きな要因ですので、果たして「凝集沈降」が恒久的な
正しい浄化結果になるのかと考えると、疑問です。

そもそも、池は植物プランクトン、動物プランクトン、魚や水生植物、
ヤゴなどの水生動物等、様々生物が生存する事が重要ですし、その生
物循環が「水質の自然浄化」に必要な要素でもあります。
そのような池の内容を「凝集沈降」することにより、漠然と
「透明度が高い綺麗な水」と作ることが最良の事なのか?

「綺麗に見える」ではなく、目指す水は「良い水」です。
何か一つの浄化措置で、改善し、しかも恒久的に維持される
ことはありません。
池の水質は「適切な管理」と「適合する浄化法」の両方の実施により
より改善され、安定的に維持されます。

池の水質改善には何が最も重要であるか?
弊社はそれを科学的、かつ実践的に実施しています。


P1010584.JPG

「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/

<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中



posted by グラナ at 17:25| Comment(0) | 水質浄化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

池の汚濁と外来種繁殖の因果関係:テレビ放映より

昨日のテレビ東京(関西はテレビ大阪)が放映した、「緊急SOS危険生物
外来種から日本を守れ:池の水を全部抜く:〜等々」の内容に一言。

池や川も以前より外来種(魚や亀、カエル等)の増殖問題はあります。
昨今の問題ではありません。ブラックバスやブルーギルは、50年以上
前に日本に入り、30年ほど前には全国に分布するようになりました。
結果、日本の固有種が極端に減少したり、最悪絶滅し生態系に問題が
生じたため、平成16年に「生態系等に係る被害の防止に関する法律」が
発令され、規制されるようになりました。

外来種は大きな問題にもなりますが、琵琶湖含め多くの池では「ブラックバス」
を放流し、「有料釣堀」として経済効果をもたらしている場合もあります。
従って、現実として多くの外来種が厳然と生息している点も含め、全てを罪悪
とするのも問題があります。

さて、番組では水量5万トンの大きな池は、昔は透明度も高く観光客も多かった
のが、今は泥水のように汚濁し誰も寄り付かなくなった、と説明されました。
そして、その原因を「草魚」等の外来種の増殖と説明しておりました。
しかし、水抜きをしたところ、「草魚」は7匹程度、他にも外来種はいたで
しょうが、以外にも多く魚類が跳ねていました。

確かに、以前「草魚」による池の浄化法が流行った時がありました。
草魚は、名の通り「水生植物」を餌にするため、池に大繁殖した「水連」
や「ヒシ」「葦」等を駆除する目的で、放流したものです。
しかし、「藻類」まで餌で食べると、誤った認識から、水生植物ではなく
藻類(水面浮遊のアオミドロ等)が増殖した池にも放流した例が多くあった
ようです。
ちなみに、魚類の餌となる「苔」や「藻」もありますが、水面浮遊のアオミド
ロ等は、餌にはなりません。
「草魚」は一旦放流すると、池のあらゆる水生植物を食べつくしますので、
花を咲かせていた「水連」や「蓮」は全くなくなります。
魚の住みかとなったり、卵を産み付ける「水草」も一切なくなります。
従って、全く味気ない、何にもない「池」になった例が多く存在しました。
さすがに、生態系も崩れ、景観も悪くなったため、今では「草魚」入れる
池はなくなりました。

このように、池の浄化として草魚を入れたり、ホテイアオイ等の水生植物を
入れ、逆に大繁殖し失敗した例は大変多くあります。
池の浄化は、生態系のバランスも重要な要素であり、特定の生き物や水生植物
を入れたら良いというものではありません。
日本は、池の浄化法では多くの「誤り」をしてきましたので、今現在「真の浄化
法」に対する認識と要求が高まっているものと思います。


ちなみに、テレビ放映の池の水質汚濁は、「草魚」の増殖ではなく、
「ヘドロの大量堆積」と高温期の「水質の貧酸素化(酸欠)」が大きな要因と
思われます。
テレビでは、その件は全く触れられていなかったように思います。

外来種を駆除し、生態系の保全に努めることは価値のある事ですが、池の
「水質浄化」とは、意味が違う点があります。外来種駆除も可能な限り
実施すべきですが、それより「ヘドロの堆積」や「水質の貧酸素化」の
改善が重要です。

ただ、ヘドロは砂や土などの「無機物」と枯葉や動植物の死骸、排泄物
、周囲からの入水する様々な「有機物」の混合です。無機物は水質にとって
問題ありませんが、「有機物」が水質汚濁の大きな要因です。
池の水質が何故汚濁し、それを改善するにはどうするか?
それには科学的に正しい知識と、効果的な改善法の知識が必要となります。

弊社はお問い合わせ頂いた方には、基本的な分かりやすい科学的知識も含め
提供し正しい水質浄化の方法をアドバイスいたします。

本年も宜しくお願い致します。

<このような真緑色の池も、正しい知識と浄化法で>
2014051902.jpg

<このように改善します>
鯉(2).jpg

「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/

<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中

posted by グラナ at 15:29| Comment(0) | 水質浄化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする