2017年09月21日

テレビ池の水全部抜く:その後に水質について

今年テレビ番組で人気企画となった「池の水全部抜く」の3回目が
過日放送され、また視聴率が高かったようです。

この番組の1回目は私も見て、その内容について、当ブログの1月16日
にて「池の汚濁と外来種繁殖の因果関係:テレビ放映より」と題して見解を
記載しています。

この番組の趣旨が、池の水抜きをして「池の水質改善」を図ろうという目的
かと思いましたが、実態は水を抜いたら「とんでもない生物が!}といった、
「ビックリ箱を開く」的な方向性が強い内容でした。

日本の池は大小を問わず、その多くが人工的な池(農業ため池・庭園池等)
ですから、常に綺麗な川の流入水があるわけではなく、「たまり水」状態と
なっています。
従って、水はほとんど「動かず」ヘドロは「大量堆積」そのうえに、
「外来生物」の大量生息。となれば、水質汚濁となるのが「自明の理」です。
これが、殆どの池の実態です。


この対策として、昔から「池干し」や「かいぼり」といって定期的に近隣が
総出で「池の水抜き」をして、池の魚とりや清掃をするのが、習わしとなっ
ていました。
本来はこれが、池の水質を保全する最大行事でした。

しかし、宅地が多くなり田畑が減少し、つれて農業人口が減少、高齢化等
で、「池の水抜き」ができなくなった池が大半となりました。
そのため、水質汚濁が慢性的となり、アオコや悪臭を放つ最悪の水質状態
となっているのです。
池の水は、人が正しく手を掛けず、放置すると悪化する一方となります。

同番組が1月に1回目に放映した池がその後水を戻し、3か月経過した
今年9月に状態を観察すると透明度があがり、カワセミが小魚を捕る光景が
目撃された、との番組報道がありました。


「池の水ぬき」をするということは、汚濁した水を「入れ替え」するという
ことと、同時に清掃やヘドロの天日干しをしますので、一時は透明度も上が
りますし、水質が改善するのは当たり前のことです。
問題はその状態がいつまで継続するか?なのです。

特にヘドロ除去(浚渫)は莫大な費用が掛かりますので、殆どが実施できずに
短期間の天日干しで終わります。
当初はヘドロも硬化し、水を入れても直ぐ混ざり合うことはありませんが、
早晩、軟化し、ヘドロの有機物(主にリンや窒素成分)が水に湧出してい
きます。
そうなると、また元の木阿弥となり、汚濁水質に回帰します。

テレビ報道や新聞記事は、往々にしてその場面のみをセンセーショナルに
表現したり、間違った内容を堂々と記載している場合があります。

水抜きをした「池の水質」が改善し、カワセミが来るようになった、となると
如何にも劇的に水質が改善したかのような表現ですが、
「一時の改善は当たり前」であり、問題はいつまでその状態が継続する
のか?です。
ヘドロが同様にある状態で、他に効果的な浄化対策がないのであれば、
来年の夏は殆ど元の汚濁水質に回帰していると予想されます。
ちなみに、カワセミは多少の汚濁水域でも多く生息しています。

一回の水抜きでも一定程度水質は改善しますが、それだけで恒久的に
良い水質が維持されるものではありません。

やはり、普遍的、恒久的な水質の保全には「池の適切な管理・改善」と
「効果的な水質浄化対策」が必要なのです。

その為の「効果的な水質浄化対策」として必須要件を満たすのが
「グラナ装置」なのです。
グラナ装置は、富栄養化水質やヘドロを改善し、水質を安定的に
保全します。


京都府長岡京市「長岡天満宮:カキツバタ園池と八条が池北池」
導入後16年間水質維持



この池にも「カワセミ」がきます。
カワセミ.jpg


「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/

<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中
posted by グラナ at 14:59| Comment(0) | 水質浄化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする