2017年12月25日

テレビ放映の水質浄化商品について

前回バクチャーニついて記載ましたが、その後詳しい方から
ご連絡を頂き、疑問点が解けました。
内容については予想範囲内ということでした。

かつてテレビ放映された「水質浄化」商品としては、「納豆菌」等
「微生物剤」の系統やバクチャーのように環境に悪影響はないが、
「内容は公開できないが安全な物質」的な「水質活性剤」のような
ものが主と思います。
それらの成分が「薬剤」や「化学物質」である、又はそれらが混入
している、ということは、絶対といっていいほど否定されています。

そして、テレビで流される画像はそれらの「粉末状の物質」を「真
緑色の水質」の池に入れると、一様に「透明な水質」になるもので
した。
「水の緑色」は何か?基本的に植物プランクトンです。

水質の「富栄養化」の度合いや水質環境により、その色が濃くなっ
たり、藻になったり、アオコになったりします。
度合いはあれど、「緑色の水」は自然の摂理です。
山間の谷川が透明なのは、貧栄養化で良質な山水が常に掛け流し的
に流れるからです。

つまり、平野部の川や池ではそのような良質の湧水の流入がない限り、
ある程度「緑色の水質」になるのが自然であり、「透明な水」は不自然
で、何らかの科学的な手法、技術的な手法により「人工的に作られた水」
以外にはあり得ません。


ちなみに、基本的な事ですが「透明な水」が「良い水」とは限りません。

プールの水は常に透明ですが、その透明度を維持するるために「塩素」
という酸化剤(殺菌剤)を常に大量に投入します。
プールで泳ぐと肌が荒れる、目が赤くなるといった症状がでるのは、
その為です。
大腸菌等の悪い菌を滅菌しますが、浄化菌等の良い菌も殺します。
その水質では、植物プランクトンの発生もしませんし魚類も住め
ません。

また、緑色の水の池に「凝集剤」を散布すると、植物プランクトンや藻類
その他の物質が固まり池底に沈降し透明な水になります(薬効が切れれば
元に戻ります)。
これは、一時透明に見せるだけの水であり、間もなく元に戻ります。
このような、科学的物質は様々あり、劇薬的なものもあります。
そのような物質を継続的に使用し、「透明な水」を作り、維持します。
ということです。

そのような中に、浄化剤のパッケージに記載した「成分」「分量」は
実際ものと相違しているものもあると聞いたことがあります。
全ての浄化剤や活性剤、微生物剤がそのようなものとは思いませんが、
1回だけの使用であれば、後々問題は残らないと思いますが、継続使用
であれば、5年後、10年後、20年後も大丈夫なのか、その点は十分に
考慮し、使用すべきと考えます。
ただ、継続投入しなければ水質浄化効果が薄れる、という意味が、既に
自然ではないのでは、と思います。

水質環境は力強い蘇生能力や、自浄能力があります。
その能力を発揮させる環境こそ重要なことです。
そして、その一番重要なものは水質内の「溶存酸素」です。
その「基本」は不変です。
それ以外に必要なものは、その環境に自然に備わります。


テレビ局は、ただセンセ−ショナルに、映像を流すのではなく、
基本知識と、放映する対象物の内容を十分把握し責任を持った
放送をすべきと思います。

<グラナ3型機の微細気泡放出>
DSCN9765.JPG

「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/

<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中

posted by グラナ at 15:08| Comment(0) | 水質浄化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

テレビ放映のバクチャーについて

12月18日の「羽鳥真一モーニングショー」で水質浄化剤(活性剤?)
を謳う「バクチャー」という製品の放映をしていました。
以前からその存在は知っていましたが、テレビ放映されるのは初めてと思います。
おかげで、関係のない弊社にもその問い合わせが何件か来る次第でした。

池等の水質浄化製品に関するテレビ放映は、その都度このブログでも意見を
記載していますが、納豆菌に関するものでは「ポリグル凝集剤」や「エコバイオ
ブロック」、古くはEM菌等、常に画期的な発明で劇的な効果をテレビ放映され
ています。
放映から一定の年数が経過しましたが、現在日本の池や湖沼において、どれくら
い使用され、そのテレビ放映通りの劇的な効果を発揮、維持しているでしょう?
今はネット社会ですから、様々な情報を得ることが可能です。
大事なことは、過去に使用して、現在も継続使用しているか、効果が持続してい
かということです。
弊社には、実際に使用したからの声も直に聞いていますので実態は理解してい
ます。

今回の「バクチャー」という商品はテレビ放映の説明とネットからの説明では
過去の納豆菌やEM菌のような、浄化微生物剤ではなく、浄化微生物の「活性剤」
という謳いです。
ホームページにはこのように記載されています。
「環境中の有用微生物活性化の触媒、いわば善玉菌の起爆材のようなもの」

また、成分は
「多孔質火山礫を主原料とし、自然界に存在しない物質は使用していません」
としか記載がなく、企業秘密もあるでしょうが説明は曖昧で不明な点が多く
あります。
テレビでもはっきりと言っていましたが、浄化メカニズムや科学的浄化論拠
は解明はなされていない、とのことでした。

解説者も意見として「世の中には科学的に証明される前に、その効果が
知られることもあるので、問題ない」とした発言をしていました。
確かに世の生の全ての事象が科学的に解明されていないとは思いますが、
一方で、現代科学が進化したこの時代に、それを解明していない点に、疑問
を感じます。

科学的な点から疑問を呈すると製品紹介に記載された「善玉菌の起爆材のよう
なもの」というのは、善玉菌は浄化菌である好気性菌を示すと思われますが
好気性菌の活性化は、一番は水質内の溶存酸素であり、酸素には触れていません
ので、あるとすれば、その好気性菌の「餌」となるような養分成分しかありま
せん。

昔一時流行した、「炭」「セラミック」「火山灰ブロック」等はその多孔質構
造から微生物の養生場所として理論で販売されたものです。
ただ、それらも今では殆ど使用されているところはないと思われます。
「バクチャー」はその成分からこれらの枠に当てはまる浄化剤と思われました
が、違うようで、そうなると好気性菌の「餌」となるような役割の物質としか
思われません。

しかし、テレビや製品説明ではこの「バクチャー」という粉を池に入れるだけ
で水質が浄化(透明度が上がり綺麗に見える水になる)される、として水質の
「溶存酸素」には一切触れられる事はありませんでした。

「バクチャー」という製品が、安全性があり、その効果にそれだけで、持続性
や普遍的効果があるのなら素晴らしいと思いますが、生態系や食物連鎖そして
微生物等を語るのに「酸素」抜きでは科学的にあり得ないと判断します。

ここでも再三記載していますが、「水質の富栄養化」が「水質汚濁・水質障害」
の要因ですが、そこには浄化菌(好気性菌)が活動できなくなる、「水質の貧酸
素化(酸欠)」という現象が起きるからです。「バクチャー」という製品が
いかに優れていても、「水質の貧酸素化(酸欠)」を改善しない限り、浄化菌
は活性化せず、働きもしません。また酸欠の中では他の水生生物も活性化せず
生物循環に大きな支障がきたします。


「バクチャー」という製品が、酸欠を改善する装置、いわば弊社のグラナ装置
やその他の何らかの曝気装置と併用使用というなら、ある程度の理解はできま
すが、水質環境の基本的な科学的論拠を無視して、この製品のみ投入すれば
水質浄化できる、ということには疑問を呈さざるを得ません。
朝日放送も放映するなら、最低限の基本的知識は調べ、放映すべきと思います。

過去に放映されたそのような浄化法と同様に、劇的に水が透明になった場面を
映しますがその場だけの話題性だけでは、無責任と思いますが。

水質浄化は、何か一つこれをしたからできる、ということはありません。
私はプロの立場から必ず言うことは、
池の水質を安定的に満足度の高い水質にするには、「池や周辺環境の適切な
管理」と「水質汚濁に適合する浄化法」の両面の同時実施が必要である。
ということです。
また、私の仕事をする上での基本は下記です。
「理論なき実践は暴挙、実践なき理論は空虚」


グラナ装置は、水質浄化に必要な水質内の「溶存酸素」を効果的、効率的
に改善、維持するための装置であり、それにより、池内のあらゆる生物が
活性化し、持続的に自然な「良い水」に改善、維持することを目的としてい
ます。
そして、その技術は国土交通省「ネティス」に認定され登録されています。
DSCN6236.JPG

「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/

<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中


posted by グラナ at 12:35| Comment(0) | 水質浄化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする