開花するものと思われます。
気温が上がり、水温も緩みだすと、池の水質も悪化しだします。
特に水温が15℃以上となると、植物プランクトンが活発に増殖
し始め、水質は緑色傾向になっていきます。
これは、自然の摂理ですので何ら悪い自然現象ではありません。
植物プランクトン・動物プランクトン・小魚・大魚・その他水生生物
水生植物の全てがバランスよく生物循環すれば、自然浄化システムが
機能し、弊社が目指す「良い水」になります。
ただ、人工池はその構造や周辺環境、特定魚類(錦鯉等)の放流等により、
自然のバランスが元々とれた環境ではありません。
結果、水質は「富栄養化」となり、水温上昇とともに、植物プランクトンや
緑藻類・藍藻類等が極端に増殖し、水の色を薄緑色から真緑色に変えていき
透明度は全くなくなり、最悪にはアオミドロの水面浮遊やアオコ・悪臭が
発生するようになります。
次に掲載する写真は、昨年7月に設置した水域の装置稼動写真と
設置後6か月後となる今月3月の保守点検時の写真比較です。
ちなみに、水面の泡はグラナ装置の「泡」ではなく、池造築の
コンクリート成分の影響と水質成分の影響です。
<装置設置時:平成28年7月30日:水温28度:水深80pに設置:V型>
水質が緑色で装置全体が見えません。ただ、大きな水質障害はありません。
<6か月後の保守点検時:平成29年3月23日:水温5度>
水深160pの底まで見える透明度で、装置もはっきり確認できる。
決して、設置時の水質が悪い訳ではありません。7月の高温期を前提とすれば良い方です。
6か月後の3月の水質は、装置稼動による改善効果もあるとはいえ水温が低いことも影
響し透明度が最良となっています。
もう一つ言えば、施設の管理もしっかりしています。
このように、「良い水質」でも水温上昇により、透明度や水質が変化します。
池の水質は決して、透明度が高い水質が「良い水」ではありませんが、やはり
程度の問題、バランスです。
先に記載したように、人工池は元々自然のバランスがとれた環境ではなく、
人為的な問題が大きく影響し、水質は「富栄養化」になり汚濁します。
そして、水質は「貧酸素化」となり、魚が死んだり、アオコや悪臭が
発生したりと「水質障害」となります。
グラナ装置は「透明度」だけを追求する装置ではなく、多くの水生生物、
植物が集える「良い水」に改善、保全することを目指しております。
<導入先:横浜市「こどもの国・蓮池」>
「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/
<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中
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