凝集剤や塩素等の薬剤、オゾンや殺菌灯等の殺菌装置、〇〇菌等の
微生物浄化剤、撹拌装置やブロワ曝気、噴水、濾過装置、等々。
池の管理者や所有者は、その大小に関わらず、様々な手法を実施した
経験があると思いますし、現在も何らかの手法を実施していることで
しょう。
しかし、上記例の同一浄化手法を10年以上継続している事は稀です。
滝を作り循環システムを作ったとしても、何年か使用で停止してしまう
事が多いのが現実です。
それは、期待ほどの効果がない。効果はあったが継続しない。ランニング
コストが高い。管理の手間が大変。といった理由が主です。
弊社は創業16年目に入っていますが、創業当時の導入装置が、今だ多く
稼動しています。
ここ、大阪府熊取町「長池オアシス」はグラナ装置を大阪府とともに
協同研究し、最終検証を実施した池です。
ため池を大阪府が親水公園として整備しましたが、16年前はアオコ、
アオミドロ、悪臭の3拍子が揃った池でした。
<16年前のアオコ、アオミドロの増殖・水面浮遊状態>

<グラナ導入後約2か月後の改善状況>

本来は、検証実施池でしたが、そのまま導入となり16年となります。
この間、農林省の「ため池100選」にも選ばれ、熊取町の誇れる
池となりました。
ただ、このように素晴らしい「ため池」改善したのはグラナ装置だけの為
ではありません。
地域の皆さんが、ボランティアで池を適切に管理し、蓮を大事に育ててきた
功績が大です。
特に、中心的に活動されてきたのが「長池オアシス管理会」の中島会長さんです。
この会長さんがいなければ、色とりどりの「蓮」もありません。
大学の蓮の専門の先生と交流され、新種も作りだし、全国的にも有名に
なりました。
<新種の蓮>
グラナ装置の保守点検は水質の改善もあり、夏季の稼働となっているため、
今では2年に1度となっています。
会長さんとも長いお付き合いとなりましたが、無事に再会でき親しくお話を
させて頂きました。相変わらずの熱心さには尊敬の念に堪えません。
オーバーホールで装置を引き揚げると、中に泥(ヘドロ)が一定程度あります。
しかし、ここの泥(ヘドロ)は全く悪臭がありません。グラナの装置の影響と
中島会長の適切な蓮の管理によって、泥の中には潤沢な酸素が行き届き、
蓮の葉や花を健康に生育させています。
<引揚装置と中の泥の状態>
栄養豊富で、酸素が潤沢な泥は、水にとっても蓮にとっても必要な存在と
なります。水質汚濁の元凶となるヘドロとは全く性質が異なります。
グラナ装置を再稼働させ、保守点検の終了です。
<グラナ装置からの微細気泡の放出>
池の浄化装置や手法は、先に記載した下記内容が認識されると継続されません。
@期待ほどの効果がない。
A効果はあったが継続しない。
Bランニングコストが高い。
C装置等の管理の手間が大変。
グラナな装置に保守点検のコストをかけながら16年使用頂いている事は、
装置の信頼であり、弊社の誇りです。
中島会長様とは、また2年後の再開を誓いあいました。
<ユーチューブ映像>
「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/
<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中
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