2016年05月12日

都市景観大賞国土交通大臣賞の京都府「長岡天満宮八条が池」の浄化法

平成25年度の都市景観大賞 国土交通大臣賞を受賞した
京都府「長岡天満宮 八条が池」です。
グラナが導入され4年となりますが、導入後の受賞は、弊社としても
大変嬉しい知らせでした。

例年4月に2日間保守点検を実施していますが、ちょうど恒例の
「霧島つつじ祭り」の開催日で、賑わっておりましたした。
DSC01464.JPG

八条が池は、中央で繋がっていますが、基本的には北池と南池に
分かれています。
両池とも、例年アオコや悪臭、や魚の大量死で問題になっていました。
グラナ導入前の浄化法は、噴水と撹拌機、微生物剤の投入でしたが、
改善はせず、悪化の一方となっていました。

<グラナ導入前のアオコ発生状況>
20130821_S.JPG

20130918_S.JPG

グラナ装置が導入されてから、微生物剤の投入は中止とし、噴水と
撹拌気は稼動しています。

<現在稼働している浄化装置:噴水・撹拌装置・グラナ装置>
DSC01466.JPG
写真の奥が「噴水」左の二つに分かれた浮体が「水中ポンプの攪拌機」
手前で気泡を放出しているのが「グラナ装置」です。


噴水は2基、撹拌装置は4機、グラナ装置は3ユニット稼働しています。
そして、アオコや悪臭、魚の大量死が改善したのは、グラナ装置導入後の
この4年の間です。

この八条が池は、近隣住民の憩いの場であり、観光スポットでもあり
多くの来園があります。

本日も、作業中多くの方々にお声を掛けて頂きましたが、数年前と
比べて、水質が良くなっているとのお話を多くお聞きし、大変嬉しく
思った次第です。

池の水質浄化、保全には「水質へ溶存酸素の供給」と「適度な撹拌」
必須要件です。この実施をせず、どのような浄化法をしても、意味は
ありません。


かつて「噴水」「撹拌装置」「微生物剤」の3種類の浄化法を
実施しても改善しなかった水質が、グラナ装置の導入後改善と
なりました。
どの浄化法が効果的なのかは、結果が示しています。
そして長岡京市の皆様が実感しています。


<現在の八条が池>
DSCN7649.JPG

<大池グラナ1号機と、隣のグラナ導入14年目のカキツバタ園池>
DSCN7651.JPG

<霧島つつじと八条が池>
DSCN7662.JPG

<映像>


池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
水質・生物活性化装置「グラナ」
ホームページはこちら
http://www.utkgrana.com/

<お問い合わせは>
製造元:株式会社UTK
п@06-6363-5710
e-mail tanaka@utkgrana.com
担当:田中
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2016年03月29日

水質浄化:基本的知識が重要

池は100あれば100通りの形状、大きさ、周辺環境、汚濁状況
があり、そして水質障害があります。

弊社にお問い合わせを頂く方の多くは様々な浄化法を試しておられますが、
「中々思うような水質に改善しない」といった声を多く聞きます。
特に小規模池で一番多いのは、下記のような水質の緑色を透明に
したいとの希望です。
2014051902.jpg

池の水質には必ずリンや窒素等の有機物がありますから、水温が上昇し
直射日光が当たれば、光合成により植物プランクトンが発生し、水質は
緑色になっていきます。これは自然の摂理ですから致し方ありません。
しかし、その色も程度の問題であり、上記のように水深20pの鯉も
見えないとなれば、「水質障害」であり改善が必要です。

では、どのような改善策を実施すればよいのか?
ここで、皆さんはネットを調べたり、テレビで放映されていた製品
を買ったりします。
でも、効果はいま一つ・・・。となります。

しかし、私が思うに、その効果に賭けて製品を購入する前に、
なぜ、そのような水質になってしまったのか?
その原因を科学的に知る事が重要と考えます。

水質汚濁の基本的な知識を知り、原因が理解できれば、合理的な対策が
可能となります。
つまり、現状汚濁の改善に適合しない手法や詐欺的な製品を掴まされる
ことはありません。


弊社は池の水質の基本的な知識を持っていただくために、資料を作成し
ております。
グラナという製品の販売に前に、池の水質汚濁の原理を知ってもらい、
現況水質障害の改善に弊社製品が適合すると判断頂いた場合は、購入
の検討をして頂いております。

また、望まれる改善が弊社装置では難しい場合は、その理由を述べ、
販売はお断りをし、別の対策のアドバイスを致します。

ただ、漠然と透明な水を目的に浄化対策を選ぶのではなく、原因を
把握したうえで、浄化法を選択するのが正しくあり、合理的です。

弊社はお問い合わせを頂いた際は、無料で池の診断をし、可能な
アドバイスやご提案をさせて頂きます。

<グラナ装置導入後の池>
鯉(1).jpg

「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
<国交省「ネティス」登録技術>
UTK式微細気泡対流攪拌装置
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2016年02月22日

導入後初メンテ:京都府長岡京市「調子馬の池公園池」

2年前に京都府長岡京市に阪急線の新駅「西山天王山駅」が開通しました。
DSC00104.JPG
その駅周辺開発で、駅前に「調子馬の池公園池」が造られ、池にグラナが
導入されました。
平成26年7月に設置した為、約1年7か月となります。
DSC00098.JPG

DSCN6991.JPG

この池の流入水の主体は農業用水の為、水質は富栄養化傾向となります。
従って、水質対策を実施しない場合、特に高温期は通常下記のように
アオミドロが水面を覆う状態になります。

<同規模、同構造池の夏場の状態:アオミドロのが水面を覆う状態となる>
IMGA0242[1].jpg

<馬の池:平成27年7月15日:アオミドロ発生はなく、水質問題なし>
DSC00864.JPG

上記のように導入後、昨年の高温期も含め通年水質は安定し、アオコや
アオミドロ問題は発生していません。

今般多少実施時期は遅くなりましたが、長岡京市と相談のうえ、水温上昇
による水質悪化前に、安定した効率のよい「微細気泡」の放出を目的に、
保守(オーバーホール)と点検を実施致しました。

<装置引き上げ:1年半でやはりヘドロが多く内部に堆積していました>
DSCN7000.JPG
このようにヘドロが多く堆積すると「微細気泡」の放出効率が落ちます。

保守(オーバーホール)完了。実施前と実施後の微細気泡の放出比較。
<実施前>
DSCN6990.JPG

<実施後>
DSCN7037.JPG

やはり保守を実施すると「微細気泡」の勢いや量が見た目で分かるくらい
変わります。

これで、3月からの水温上昇期もアオコ、アオミドロ、悪臭等の発生が
ない、安定した水質を保たれます。
池の水質は、水温上昇期前に対策するのが重要です。

<映像:28年2月19日>


「池のアオコ、藻類、悪臭の改善には」
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2016年01月20日

お知らせ:ホームページ内容を更新しました。

弊社株式会社UTKのホームページでは、多くの情報を公開しており、
主に下記内容を詳しく掲載しています。

@グラナ装置の紹介(グラナ装置の特徴、効果実証事例等)
A製品情報の紹介(装置の機種や仕様・設置、施工要領等)
B事業紹介(事業内容、活動経緯、導入実績等)
C会社情報(企業理念・会社内容等)

水質の専門の方だけではなく、素人の方にも分かりやすい内容としております。
内容は可能な限り科学的かつ実践的な内容としております。

このたび内容を更新し、一層分かり易く、そして見やすく改善しました。
また、効果実証事例や実績も増やし、ユーチューブの連動も多くしています。
「現地を見学したい」とのご希望を頂きますが、ユーチューブにても
多くの情報を公開しておりますので、現場に行けなくても理解が可能と
なっております。


<ご注意>
過去に一度ホームページをご覧頂いた方は、過去のキャッシュが残っているため
ホームページを開いた際、パソコンキーの「F5」を押していただくと、新内容
に更新され、最新内容が見れます。
※この操作をしない場合は、内容更新に1週間程度掛かります。
初めて見る方は、最新情報となっていますので、問題ありません。


お問い合わせは、ホームページから「資料請求はこちらより」
をクリックし、メールにてお問い合わせ願います。
電話の場合は、電話番号が記載されたいます。


よろしくお願いいたします。

<グラナKT-U型ユニット>
軽量.JPG


池のアオコ、藻類、悪臭の発生には
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2015年12月24日

年末のご挨拶

弊社も年が明けると創業15年目を迎える事となります。
グラナ装置を開発し、その後着実に導入実績を積み上げ、
本年度は本格的に海外施設への導入も果たす事が出来ました。
ここに、ご利用頂きましたユーザーの皆様に厚く御礼申し上げます。

今後もグラナ装置による「科学的で正しい浄化法」の普及に努め、
親水環境の改善、保全に邁進いたします。

来年度もよろしくお願い申し上げます。

<年末・年始の営業について>
本年の営業は12月28日午後12時までとなっております。
新年の営業は1月4日より通常営業となります。
※メールでのお問い合わせは常時対応致しております。


<国土交通大臣景観大賞受賞:京都府長岡天満宮「八条が池」>
images.jpg

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2015年12月14日

小規模人工池の水質:グラナ導入後3か月、そして1年半

グラナ装置の最も小型機種は「mini型」です。

主に、個人宅の庭園池や神社仏閣の小規模人工池が対象です。
また、池には鯉や金魚が必ずおりますので、水質もさることながら魚類の
生息環境も重要な点となります。

人口池は、人工的に「造られた」環境ですから、やはり人工的に環境を整え
なければ、水質環境は悪化する一方となります。
弊社はお問い合わせを頂いた際は、既定の「チェックシート」を記載頂き、
その池の状態に合った、水質や池の管理方法をアドバイスしご提案
致しています。

どの様に環境を整える事が最良なのかを考察し、管理を助言し、その中で
グラナ装置が効果的と判断した場合は、設置の提案をします。

世の中には、様々な浄化法がありますが、「これを実施するだけで、透明
な水になります」という浄化法はありません。

もしそのような話法で、浄化装置や薬剤、微生物剤を販売する業者が
いたら、それは「嘘」と思ってください。

池の水質浄化や保全は、「正しい管理」と水質障害に適合する「浄化法」
の両面実施で、満足度の高い水質に改善維持されるのです。
従って、弊社は「水質の正しい知識を学んで頂く」、「適切な管理手法
を助言する」ことは販売会社として、最も重要なと考えております。

ただ、管理のアドバイスをしても、できない事や時間を要する場合もあり
ます。しかし可能な限り「正しく手を掛ければ掛けるほど」改善してくも
のです。

下記例は、京都市内の個人邸宅の庭園池(水量約4トン・水深30p〜50p)
です(昨年も紹介しています)。


<グラナ導入前の池の水質:真緑色で全く錦鯉の姿が見えない状態>
2014051902.jpg

<導入3か月後の状況>
鯉(2).jpg

鯉(1).jpg

このように、3か月間で上記のように、錦鯉がはっきりと見えるように改善されました。
しかしこれは、グラナ装置を導入しただけではなく、当方の提案した管理も実施もしたか
らこその改善効果です。

導入後約1年6か月となり、本年装置のメンテナンスを実施しました。
その状況が下記です。

<天気が曇りの為、池底の苔と周囲の植栽で緑色に見えますが、実際は底まで
透明であり、良質な水質を維持しています>

DSC01377.JPG

ご主人にお話をお伺いすると、導入後錦鯉や金魚は一匹も死なず、魚体は健康に
大きくなったとの感想を頂きました。

池の水質は池の環境や「管理手法」により、同等規模の池でも結果は変わります。
本ユーザー様は、弊社の対応とグラナ装置の効果に満足と信頼を頂いております。

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2015年10月28日

東京都「浮間公園池」:導入後6年の状況

先日、東京都「浮間公園池」設置グラナ装置の保守業務が
ありました。

<浮間公園池:60,000u/水量約10万トン:グラナKT-W型2ユニット>
3.jpg

このブログでも設置から、改善状況等何度かアップしていますが、
早いもので6年が経過しました。
この池は公式に「釣り」を解禁していますので、生餌等の問題もあり、グラナ
導入前は、アオコの大量発生、悪臭、そしてバスやヘラブナの大量死等様々な
水質障害が発生していました。
大池アオコ.JPG

グラナ装置の効果は、地元の釣り人が一番よく体感しております。
<3年前にブログ公開した地元釣り人の感想です>

YouTube自動再生


今年も夏は猛暑が続きましたが、アオコの発生は殆どなかったとのこと。
実は季節的に秋もアオコは発生する時期です。この時期関西でもアオコ発生
の池は多くあります。
保守実施日も晴天で、気温が高かったですが、アオコの発生は全く確認されま
せんでした。
もちろん、魚の大量死は導入後一切発生していません。

<10月15日状況:アオコ、悪臭は確認されず>
DSCN6241.JPG
<1号機グラナ装置の引上げ>
DSCN6143.JPG

DSCN6141.JPG

DSCN6192.JPG

<ブロワ装置の保守点検も終了>
DSCN6237.JPG

<業務終了再設置、稼働確認>
DSCN6236.JPG

池のある公園は、その池の水質により、最良にも、最悪にもなります。
浮間公園は、最良の公園となり地元から親しまれています。
DSCN6230.JPG

DSCN6229.JPG

<平成27年10月15日の浮間公園保守完了後映像>


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2015年10月02日

広範囲の需要に対応するグラナ2型機

「グラナ装置」は、mini型タイプから4型ユニットまでの現在5機種から
なっています。

その中で最も需要が多いのがU型ユニットです。
<2型ユニット装置写真>
軽量.JPG

この機種は、主に日本庭園や比較的面積が広く水深が浅い公園池等への設置
を考え開発された機種です。
日本の庭園池は水深が50p〜1mまでが多いため、装置もそれに即し
高さを低くした構造となっています。
しかし、水深が1m以上の池もある為、フロート設置(浮体を付け浮かせて
設置)も可能としています。
従って、深い池にも設置が可能な為、水量3万t級のため池から200t程度の
小規模庭園池まで幅広く利用されています。

<フロート設置の例:車海老養殖池:水深1m〜4m>
IMGP5619.JPG

<底置き設置例:京都府長岡天満宮・カキツバタ園池:水深平均約60p>
DSCN0430.JPG

基本的に「底置き設置」は水深1m以内、それ以上は「フロート設置」
としていますが、日本庭園池等では、景観が重要視されるため、
水深1m以上でも「フロート設置」が出来ない場合があります。

先日京都府内の日本庭園池でそのようなケースがありました。
<水深約140pの日本庭園池>
DSCN5787.JPG
このような、詫び寂びを重んじる景観には、装置や浮体が見えては意味があり
ません。

従って、設置を嵩上げする為の「設置台」を特注制作し、その上に装置を
取付けました。
<嵩上げ架台:ステンレス製>
DSC01354.JPG

<架台の上にグラナ2U型を取付け>
DSC01363.JPG

陸上装置となる、ブロワ装置もステンレス製ですが、庭園には不似合いです
ので、疑似竹樹脂の「ブロワ装置カバー」内に収容し、日本庭園の景観に
違和感のない設置としました。

<疑似竹樹脂材のブロワカバー>
ブロワカバー写真(グランドプリンス京都).JPG

<設置完了:装置稼動・景観に問題はありません>
DSCN6017.JPG

このように、景観に配慮し騒音もないため、神社や仏閣、旅館やホテル、その他
公園内の日本庭園池、親水水路等に多く利用されています。

池は100あれば100通りの形状、周辺環境、汚濁状況、改善の要望が
あります。
弊社は多くの経験値から、ユーザーの希望に沿う、設置方法や水質改善を提案
しています。

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2015年06月22日

グラナ装置のアオコ解消・抑制映像:大阪府大東市「12号水路」

前回掲載した大阪府熊取町「長池オアシス」はグラナ装置第1号導入先
ですが、この大東市「12号親水水路」は平成16年1月設置(18か所目)
であり、設置後12年目となります。

<水路の全長は約400m>
DSC01300.JPG

大東市が当初のドブ川を「親水水路」として改修工事したものでであり、
設計時よりグラナ設置が決まっておりました。
完成後は町内会長さんを筆頭に、住民の皆さんで定期的な水路清掃等しっか
りとした「管理」を実施しています。

<グラナ装置は、循環水の集約場所となる約30m水域に設置されています>
DSC01303.JPG

梅雨の合間に保守点検の実施をしました。
午前9時に開始しましたが、その時刻はまだ気温も低く、前日の雨の影響
もあり、水質は透明度も良く最良の状態でした。

<作業着手前・グラナ停止・苔や藻が装置に付着しています>
DSCN4216.JPG

DSCN5304.JPG

<グラナ装置保守点検前・引き上げ>
DSCN5308.JPG
<オーバーホール中>
DSCN5312.JPG
<作業終了>
DSCN5317.JPG

作業は2時間30分で終了しましたが、この間に気温が急激に上昇し、
午前11時30分頃には直射日光の当たる水路では30℃を超え、水温も25℃
となりました。
この水温上昇とともに、作業中からアオコが発生し、多くが水面浮遊する状態となり
ました。


<アオコの水面浮遊・透明度も悪化>
DSC01289.JPG

<保守終了後:再稼働:装置の周辺にもアオコが水面浮遊>
DSCN5330.JPG

<再稼働前のアオコの状態>
DSC00123.JPG

<再稼働1時間後の状態:大幅に減少>
DSC01299.JPG

<アオコ解消:分解沈降の時系列のビデオ画像>


環境にもよりますが、この時期は水温が一気に上昇しますので、急激な
富栄養化水質になり植物プランクトンやアオコが発生、増殖します。
グラナを稼働しないと、アオコが一層増殖しの水面全体に厚みも増して
水面浮遊していきます。

地元の方々が、その状態を一番認識している為、グラナ装置の稼働の
価値を理解して頂いています。

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2015年06月19日

ため池100選認定:大阪府熊取町「長池オアシス」

何度かこのブログでも紹介しております。
平成14年に大阪府が提唱した、ため池等への水質改善装置の開発共同事業
に認定され、最終的な検証場所となったのが熊取町「長池オアシス」です。
大阪府がため池を親水公園池にする事業として、整備した池でしたが、ア
オコや悪臭等の水質障害が大きく、この水質障害の改善が指定され、検証
を受けました。

春から秋にかけての水温上昇期の検証となりましたが、今でも記憶にありま
すが、平成14年は猛暑の年で、多くの池で厳しい水質障害が発生した年
でした。

この長池オアシスは、「蓮の植栽水域」と「ため池水域」の二つになっています
が、「蓮の植栽水域」は藻類(アオミドロ増殖)と「ため池水域」はアオコと
悪臭発生の水質障害がありました。
<平成27年6月12日の全景>
DSCN5170.JPG

<実証結果写真:大阪府HPやテレビでも紹介された写真の一部抜粋>
●グラナ装置稼動前:平成14年4月(アオミドロが増殖し水面を覆う状態)
長池4月12日-2.jpg

●グラナ稼働約2か月後:平成14年6月(アオミドロは大幅に解消・抑制)
長池6月7日-2.jpg

●グラナ稼働13年後の本年:(アオミドロはなく、蓮池として最良の環境)
DSC01234.JPG

DSC01230.JPG

この改善が大阪府、地元熊取町に認証され、検証場所の池にそのまま導入となり、
つまり、記念すべきグラナ装置導入第1号の池となったのです。
あれから13年が経過しましたが、保守点検をしながらグラナは稼動を継続
しています。

また、地元の住民の方々が、「長池オアシス管理会」を自主的に作り、適切な
管理を行っています。
その代表をされているのが、中島さんです。保守点検の日には必ずお会いし
お話させて頂きます。
中島さんがされてきたことは、「池の管理」と「世界の蓮の栽培」です。
お話にもありましたが、「ため池の管理」は大変ですが重要です。様々な問題が
発生します。
例えば、ザリガニが増殖し蓮を全滅させた。外来カメが増殖し環境破壊した。
赤浮草が増殖し、水面を覆った。等々この間多くの問題発生があったとのこと。
それも、先頭に立ち池に入り、駆除や破棄等の管理をしてこらました。

また、「世界の蓮の栽培」は研究機関等から種を譲り受け、現在約40種が
花を咲かせるようになりました。
DSCN5155.JPG
このような、中島さんを中心にした住民の方々の池への愛情と適切な
管理の結果が「日本ため池100選」の認定に繋がったものです。

ため池でも庭園池でも同様ですが、「適切な管理」と「適合する浄化対策」
の両面実施により、良好で安定的な水質が維持されることを証明しています。


<グラナ装置は遊歩橋の下に見えないように設置されています>
●保守整備完了のグラナ装置
DSCN5162.JPG

●保守整備完了のブロワ装置
DSCN5177.JPG

●再稼働(見えずらいですが、微細気泡の放出写真)
DSCN5180.JPG

<池の紹介と代表の中島さんのお話し>


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